公務員を3か月で辞めた話

【 この経験談に見る 就職転職の ポイント 】

・目的も無く、自分が苦しくなるのが分かっていて、選ばなくてもいい仕事なら選ばない方が良いのではないか。無意味ではないが、自分を鍛える意味合いは薄い。

・入社前に薄々感じている事や、自分の直感も大事にして、入社するかどうか考え直してみることも大切。

 

仕事の概要

入国管理局という省庁に入りました。管轄は法務省なのです。入国管理局の仕事というと空港や港でパスポートをチェックする仕事が思いつきますが、街中の事務所での窓口業務や事務もあります。

私は、ある出張所に配属されました。そこで、在留更新の手続きや、そのための書類のチェックなどを学んでから、そのうちに空港や港に異動になるとのことでした。

 

辞めた理由

入る前から、うすうす分かってはいたのですが、書類が揃わなくて泣いてしまう来庁者もいらっしゃるのですが、仕事は鬼になってやらないといけません。ですが、どうも私は、かわいそうに思って、情に負けてしまうのです(笑)。仕事自体は心を鬼にして上司の言う通りやればできますが、心理的にずっと続けることはできないなと。いずれ、書類をごまかして事件になっちゃうかなと。あと、若気の至りで、もういやになったらやめたくなったんですよね(笑)。というわけで、在職期間3か月です(笑)。でも、辞める前日、6月末にボーナス支給されたので、しっかり貰いました(笑)。

頑張ったとしても、たぶん数年で辞めることになったでしょう。公務員辞めるなんて勿体ないと思う人がほとんどだと思いますが、私は後悔はしてませんね。人の痛みが分かる人間になり、世の中の大多数の人と一緒に生きていくんだ、みたいなカッコつけたこと思ってました(笑)。実際なかなか、それどおりできませんけどね。