不動産会社その4 勤続約1年
30代後半での転職(入社時39歳、退職時40歳)
ある不動産会社の人と、不動産会社3に在職中に仲良くなりました。その人に会社を辞めたい旨、話をしていましたが、ちょうどその人の会社で社員を募集しているとのことでした。他にこれといって行きたいと思う会社もありませんでしたし、せっかくの機会なので、お願いすることにしました。この時、39歳でした。
仕事の概要
仕事の内容は、仲介(売買・賃貸)、管理(賃貸・分譲マンション)でしたが、在職中に売買仲介を直接担当することはありませんでした。
自分の席は窓口があるフロアではなく、2階の部屋でした。そこで、PCで物件登録をしたり、分譲マンション管理の仕事として、マンション管理組合の理事会や総会の準備の事務仕事などをすることになりました。窓口や案内の人手が足りない時や土日当番などで、窓口業務や案内をすることもありました。
退職までの流れ
同じ部屋に勤続20年ほどの古参の社員が二人いたのですが、二人とも女性で、互いに友達みたいになってました。なんとなくその中に溶け込みにくいというか、邪魔したらいけないと思って、仕事に集中していましたが、そしたら、そのうちの一人と、なんとなくそりが合わなくなってきたんですよね。
こんなことは、それまでに無く、私はあまり人を嫌いにならないのですが、珍しく、その人のことはホントに嫌いだと思いましたね。その人はコミュニケーションに問題があり、会社の他の人も、その人のことはあまり好ましく思ってなかったようです。
それと、入社前から色々情報は入っていたのですが、社長(雇われ)と古参社員との間が何となくギクシャクしているみたいでした。実は内定後、入社までに4か月くらいブランクがあったのですが、そのような情報もあったので、その間に入社しようかどうか迷っていました。正直、入社前日まで迷ったのですが、他にしたいことも特に見つかりませんでしたし、ぶらぶらするよりも働いたほうがいいと思いまして、入社日にちゃんと出社しました。4月のあたまです。
入社してみると、それぞれに対して、どのように振舞えばよいか気になって神経遣いましたね。
入社して1か月半くらい経過した頃から、湿疹がひどくなるようになりました。皮膚科で漢方薬をもらったりして持ち直していたのですが、7月の後半にどうにもならなくなりました。顔面や耳たぶにも湿疹ができてかさぶたが固まらず、少しずつリンパ液みたいな液が漏れてきて痛いのです。人前に出るのもはばかられました。そのため、入院することになりました。
入院10日ほどで軽快し、大病とは言えないので、退院後も通院しながら会社に復帰していました。9月のある日、起きるとすでに始業時間を過ぎていました。何かもうどうでも良くなって、その日は会社に連絡もしませんでしたが、会社からも連絡はありませんでした。次の日は普通に出社しましたが、その後、たびたび朝やる気が無く、起きれないことが続き、しまいに11時頃出社することが多くなったのですが、なぜかお咎めなしでした。そんなことを繰り返しているうちに、このまま続けても何にもならないのじゃないかと思ってきました。12月に入り、年内で退職したい旨、申し出ました。